赤ちゃんの真性包茎は心配なし
生まれたばかりの男の赤ちゃんであれば真性包茎は当たり前です。心配する必要はありませんが、成長するにつれて包皮が全くむけないことが心配になるでしょう。3歳ごろから子供は自分で包皮をむくようになり小学生から中学生、思春期になる頃には自分でむきます。
幼児期にさしかかっても真性包茎のままであれば、トラブルが出るようになります。排尿がうまくいかない、亀頭の先端が赤く腫れて亀頭包皮炎になる、尿路感染などがあります。自然に包皮がむけない場合は、小児科や泌尿器科で相談する必要があります。程度にもよりますが手術ではなく、痛みを伴わないステロイド療法で治療を勧める場合も。
基本的に赤ちゃんや子どもの真性包茎は、様子を見ることになりますが、痛みが出るようであればすぐに治療をしましょう。赤ちゃんの真性包茎は清潔にすることを目的とした、むきむき体操をすると良いです。赤ちゃんの頃から、むく習慣をつけて子どもになったら自分でむく習慣をつけさせましょう。
むきむき体操はいつからすると良いか
子どもの真性包茎は新生児や赤ちゃんであれば心配いりません。ですが清潔さを保つため、赤ちゃんのころから包皮をむくことをお勧めします。これを、むきむき体操と呼びますが、むきむき体操は生後6ヵ月後ぐらいから。2ヵ月後と早い段階で、この体操を勧める話もあります。
病院で指導されることもあるため、心配な時は必ず医療機関でアドバイスを求めましょう。むきむき体操をする時は、無理にむく必要はありません。入浴中であれば包皮もやわらかくなっているので、むきやすいでしょう。むきむき体操の方法ですが、両手の親指と人差し指で赤ちゃんのおちんちんの付け根を持ちます。
包皮を下方向にゆっくりおろし、ひっかかりを感じたところで手をそのままキープ。ゆっくり包皮を下にずらしていき、汚れが溜まっているようであれば綺麗にします。恥垢をすべて取る必要はありません。まずは慣らしていくことが大切です。むきむき体操の後は必ず包皮を元に戻します。亀頭を露出させたままでは雑菌等に感染しやすくなります。むけない時は、しわを伸ばして汚れを落とす程度にしましょう。
まとめ
赤ちゃんであれば真性包茎は当たり前です。子どもであっても、軽い真性包茎であれば様子を見ましょうと言われることがほとんど。ただし、明らかに癒着がひどく痛みを伴う、排尿障害があるなどのトラブルが出ているならすぐに治療が必要です。
手術とステロイド療法があり、子どもの状態に合わせて治療を行います。また赤ちゃんのことから、むきむき体操を行うことで清潔さを保つことができます。むきむき体操では無理に包皮をむく必要はありません。